
イラスト・藤井咲耶 様
シャレード文庫
Amazon bk1奥城和帆は仕事帰りに偶然立ち寄ったバーで、十年前に姿を消した年下の幼馴染み・杉坂樹と再会する。
バーテンダーとして働く樹は、当時の面影はそのままにいっそう男の色気を増していた。
懐かしさに胸を詰まらせる和帆。聞きたいことは山ほどある。
だが、ようやく会えた樹は素っ気ない態度で、まともに口もきいてもらえない。
冷たい仕打ちに傷つきながらも、このまま繋がりを絶ちたくない和帆は、彼と積極的に関わろうとするが…。
弟のように思っていた樹の熱を湛えた視線に胸が疼くのはなぜ……?